ご挨拶

    日本阻集器工業会は、主にグリース阻集器の普及とその適切な選定・施工・維持管理の広報活動を通じて、環境行政への協力・自然環境の維持に貢献することを願っています。社会や人々の環境への関心が高まる中、阻集器製造メーカーとしてその責任を果たそうと、1982年メーカー11社で工業会を発足させ、グリース阻集器の製造技術の向上、品質向上に関する調査、研究を進めてまいりました。その後、調査・研究結果を発展させ、阻集器規格の制定、認定制度の実施、「空気・調和衛生工学会」のSHASE規格改正への協力などにより、阻集器性能の安定向上を図ってまいりました。そして、現在会員会社は8社です。

  認定制度の実施にともない工業会では、設計技術者はもちろん施主にも安心して阻集器を選定、ご使用いただけるように試験合格品には「認定証票」を発行しております。 建築・排水設計技術者には適切な選定、施工、維持管理に関する情報を提供しています。また、より安心してご使用いただける製品を広く提供することを目指して、官公署、関係学会、関連団体とも協力し、阻集器に関する基準作りや研究を行っております。

   このホームページは、飲食店業のオーナー・阻集器の管理者、設計事務所・設計技術者、環境衛生行政に携わる官公署の方、そして阻集器メーカー・販売者に阻集器に関する情報を提供することを目的に作成しました。今後、情報の内容や提供の方法について皆様のご意見を参考により良いものに発展させていく所存です。皆様のご指導ご鞭撻をお願いします。

2019年 7月    日本阻集器工業会